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子どもたちの昼ごはん「給食」
教えて!今どきの学校給食

子どもたちの食生活を考える上で、忘れてはいけないのが学校や保育園・幼稚園での昼食。
お弁当もあるでしょう。給食もあるでしょう。この春から「初めての給食」になる子どもたちも、たくさんいることと思います。
そこで今回私たちは、福岡市の小学校給食について、福岡市教育委員会の学校給食課に聞いてみました。
福岡市内産の食材、使ってる?
マすき編集部(以下ママ編):給食は各学校で作っているんですか?
学校給食課(以下給食課):そうです。福岡市立の小学校は、144校ありますが、すべて各学校の給食室で作る自校方式です。ご飯だけは炊飯センターで炊いて各学校に運びますが、他のおかずは、各学校で作っています。
ママ編:同じ味になるんですか?
給食課:基本的には、市内の小学校の給食は共通献立で、全て同じ調味料・材料を使います。作り方も同じです。

ママ編:福岡市産品や福岡県産品は使っていますか?
給食課:現在、お米は月に数回は福岡市内産の「ヒノヒカリ」、他の日は福岡県産の「夢つくし」を使っています。
ママ編:野菜は違うんですか?
給食課:何といっても福岡市内の小学校は児童数が多いので、その膨大な量を福岡市産で調達するのは難しいです。全体のうちの何割かが市内産ということはありますし、この献立のこの野菜は市内産という事もありますので、そんな時には献立表でお知らせしています。そして1月24日には、初めて全校一斉に福岡市内産の人参を使うことができました。
ママ編:栄養面でも充実しているんですよね?
給食課:学校給食では子どもが1日に必要な栄養量の約1―3、カルシウムにいたっては約1―2が摂れるように工夫しています。


アレルギー対策、何かしてる?
ママ編:昔の給食だと「居残りで食べさせられた」という話も聞きますが…。
給食課:アレルギーなどの問題もあり、今は無理強いしません。
ママ編:じゃあ、アレルギーのある子どもは、食べない給食もあるんですか?
給食課:ありますよ。ただ、牛乳などは子どもでも判断がつきますが、給食の中に入ったものだと子どもではなかなか判断はつかないでしょう。そこで、申し出があれば、その日の献立に「使用する食材料をより詳細に記した献立表」を家庭に配布しています。それを見て、お母さんが食べるのか食べないのかを判断をされています。ご利用の方は、学校に申し出てください。
ママ編:他にアレルギー対策はありますか?
給食課:昨年の4月からは卵とマヨネーズの除去食も始めました。間違いがあってはいけないので、保護者の面談や主治医の診断書が必要になりますが、例え学校に一人であったとしても確実に卵とマヨネーズを除去した給食を提供しています。(加工品等すでに卵が入っているものは除去できません。)
ママ編:「子どもが嫌いなので、除去食にして!」なんていうのはダメなんですね。
給食課:そうですね。不必要な除去食は成長にふさわしくないので、好き嫌いでは除去食は行いません。
ママ編:もっといろいろなアレルギーがある人は、どうしてるんですか?
給食課:給食を食べることが難しい子どもは、家からお弁当を持参する場合もあります。アレルギーといっても人それぞれなので、「ご飯だけは食べられる」という子はおかずだけを持ってきたり、献立表を見て食べられない日だけお弁当を持ってきたり。中には献立表と同じメニューを、除去食で作って持たせているお母さんもいましたね。



おいしいの?
ママ編:子どもが「給食おいしいよ」と言いますが、工夫はされているんですか?
給食課:小学校の給食にはいろいろな工夫をしています。だしは、鶏ガラや昆布や煮干し、削り節を使った天然だしを使っていますし、豚カツや唐揚げなども手作りです。
ママ編:天然だしと、手作りですか?
給食課:そうです。献立によってはできないメニューもありますが、基本は天然だしです。豚カツの衣つけも、人気の唐揚げも、全て手作りですよ。焼き肉のタレも手作りです。
ママ編:相当な量でしょう?
給食課:給食室はたいへんですよ〜。でも子どもたちには、こういったメニューがやっぱり人気です。
ママ編:でも嫌いな献立の日もあるでしょうね?
給食課:人気のない献立の日は残菜率(残した量)もあがります。ただ、人気メニューだけを取り入れるというわけにはいきません。まんべんなくいろいろな食材や料理をだして、子どもたちにより多くの食材や料理に触れてもらうのも、給食の大事な役割だと思いますから。



食育、してるの?
ママ編:食育には取り組んでいますか?
給食課:食育は、「福岡市食育推進計画」が今年3月までに完成しますので、4月から本格的な取り組みが始まります。今でも行事食(ぜんざい、節分豆など)を取り入れたり、定期的に新しいメニューを取り入れたりはしていますが、より本格的に始まるということです。
ママ編:でも、学校だけでは、時間も足りないですよね?
給食課:学校給食は年間190日。1年間で食べる食事回数の約6分の1です。給食時間にも限りがありますので、やっぱり生活の基本となる家庭と一緒に食育を行っていく必要があると思います。
ママ編:私たちは、食べ物の大切さやマナーを教えていくのは、やはり家庭が中心だと思っています。それでも足りないところを、学校栄養職員や栄養教諭の方に教えていただきたいと考えます。
給食課:「早寝、早起き、朝ごはん」運動が行われていますが、それでも朝食抜きという子どもはいます。朝食を食べないと集中力が出なかったり、イライラしたりと、本当に朝食は大切なんです。なのに朝食抜き。他にも昔で言う三角食べができない子や、お箸が上手に使えない子なども多いです。食文化やマナーの見直しも大切なことなんですが、そういった事は日々の積み重ねがより大切ですから、家庭との連携が必要になってきます。
ママ編:ありがとうございました。



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